介護現場の救世主!?介護ロボットの登場

介護を補助するロボット

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介護をする立場になると、お年寄りを介護することとなり、お風呂に入れたり食事をさせたり散歩をさせたりします。
ある程度動ける高齢者でも、またあまり動けない高齢者になると、移動させるだけで一苦労です。
高齢者を抱えて車いすに移すなどの作業が必要なので、とても力のいる仕事です。

そんな力が必要であり大変な介護現場に、最近では介護ロボットが登場するようになっています。
この介護ロボットは本来介護士がするような仕事を補助したり変わりにするロボットであり、一例としては高齢者を抱えたり、スプーンなどを使って食事を食べさせたりするロボットがあります。
また試作段階ですが、髪を洗うようなロボットもいます。

ロボットというと手足があって、動くようなアニメで描かれるロボットを想像するかもしれませんが、現状のロボットはそれとは形は大きく異なります。
たとえば髪を洗うロボットは、頭がすっぽりと入る洗面器にローラーや小さなアームが何個もついています。
これらが頭皮全体をくまなく洗っていくのです。

しかし介護ロボットはここ数年で登場したばかりの新しい分野です。
昔から車やバスに車いすの方が乗るのを補助するリフトのようなものはありましたが、本格的に介護現場で作動するロボットは登場したばかりです。
そのために、まだまだ介護施設などで使われるのは少なく、ロボットも改善点が必要であり、発展途上です。
この先更に数年数十年と進んでいけば、さらに改良された使いやすいロボットが登場するでしょう。

介護者を助けるスーツ

介護ロボットとして注目されているものとして、介護者を助けるスーツがあります。
これはパワーローダーやパワードスーツなどとも呼ばれており、元々は軍事分野で考え出されたロボットです。

しかしこれはロボットといっても、これそのものが自分から動くのではなく、使用する場合は、介護士などがスーツのように着て装着します。
そうすることで、介護士の足腰を補助することで、着用者本来の力以上を出せるようになり、重い物などを簡単に持つことができるのです。
そしてこのスーツを着用すれば、高齢者も軽々と持ち上げることができ、移動させるのも楽になります。
ただし電気で内部モーターを動かすので、電力が途絶えればスーツとしての機能はなくなります。

参考 : ロボットスーツ HAL

実際にこのような介護スーツはいくつかのメーカーや大学から発表されており、製品化されているものもあります。
製品としては体全体に付けるタイプや、腰だけに付けて腰への負担を減らすタイプなど様々なものがあります。
このスーツを着用すれば、介護での仕事も楽になり、これからは介護スーツを着て仕事をする人もどんどん出てくるでしょう。
ただし、この介護スーツはまだ大きく着用して仕事をするには邪魔であり、今後は小型化と起動時間の延長が望まれます。